九州女子大学・九州女子短期大学研究者総覧

氏名 やました たかゆき
山下 高之
YAMASHITA, Takayuki
e-mail takayuki@kwuc.ac.jp
生年 1952年
職名 教授
所属 共通教育機構
主要担当科目 フランス語、キャリアデザイン、ことばの世界、文学概論
現在の専門分野 18世紀フランス文学、キャリア教育
オフィスアワー 火曜日2時限目 九州共立大学深耕館4階
経歴
最終学歴 九州大学大学院文学研究科仏文学専攻博士課程単位取得後満期退学(1982年)
学位 文学修士(仏文学)
職歴 九州女子大学非常勤講師(1979年〜1985年)
長崎国際経済大学非常勤講師(1982年〜1985年)
九州産業大学非常勤講師(1982年〜1993年)
久留米大学非常勤講師(1983年〜1993年)
下関市立大学非常勤講師(1986年〜1994年)
山口大学非常勤講師(1987年〜1993年)
九州女子大学非常勤講師(1989年〜1993年)
西南女学院短期大学非常勤講師(1991年〜1993年)
北九州大学2部非常勤講師(1991年〜現在)
九州女子大学講師、准教授を経て現職(1993年〜現在)
学会及び社会における活動状況
主要所属学会 日本フランス語フランス文学会
社会的活動 福原学園生涯学習センターにおいて、社会人対象のフランス語講座を開講。
研究活動
(1) 研究題目 自伝文学における子供時代の描写について
研究の要旨 J.-J.ルソーの『告白』第1巻を中心に、フランス自伝文学における子供時代の描写を文学史的に比較・考察する。さらに、各作品の文体分析をおこない、子供時代描写の文学的意義の考察をも視野に入れる。
研究成果の報告 「自伝文学で子供時代を描くことについて(その1)」(単著)九州女子大学紀要
第37巻第3号 65〜78頁(2001年)
キーワード フランス文学、 自伝、 ルソー、 子供時代
(2) 研究題目 J.-J. ルソーの『孤独な散歩者の夢想』研究
研究の要旨 ルソーの『第五の散歩』中に描かれている「サン・ピエール島の恍惚」について考察する。第一に、存在の感情のみによる恍惚感描写を分析する。次に、『告白』に描かれている同様の場面との比較研究を行なう。その手段として、「意識の二重化・三重化」や「語り手」の性格等を分析する。
研究成果の報告 「ルソーの『第五の散歩』に関する一考察」(単著)九州女子大学紀要 第29巻 153〜166頁(1993年)
「J.-J. ルソーのサン・ピエール島における夢想について」(単著)九州女子大学紀要 第32巻第1号 147〜161頁(1995年)
キーワード ルソー、『孤独な散歩者の夢想』、サン・ピエール島
(3) 研究題目 ヨーロッパにおける日本語教育
研究の要旨 フランスおよびイタリアにおける日本語教育の歴史と現状を研究する。
研究成果の報告 「フランスにおける日本語教育」(単著)『大学における日本語教授法の研究』
(平成15年度学術研究高度化推進経費共同研究報告書)61〜71頁(2004年)
「ヴェネツィア大学から別科日本語研修課程への短期研修受入について」(共著)九州女子大学紀要
第41巻第3号 55〜76頁(2005年)
キーワード 日本語教育、フランス、イタリア、ヴェネツィア大学
(4) 研究題目 ルソーの文体におけるイロニーの分析
研究の要旨 J.-J. ルソーはその論争作品においてイロニーを効果的に使って論敵への攻撃性を強めている。その手法を文体論的に分析する。
研究成果の報告 「ルソーの『ボーモン師への手紙』におけるイロニーについて」(単著)九州大学仏語仏文学論集 第1号 1〜8頁(1981年)
キーワード ルソー、文体、イロニー
(5) 研究題目 フランス語教授法の研究
研究の要旨 大学生や社会人にフランス語を教える上での効果的な教授法を研究する。主に、ティーム・ティーチングや文法教授の工夫を中心とする。また、そのような模索の一環として参加したフランスでの研修体験を報告する。
研究成果の報告 「「教養フランス語」 を教える上でのいくつかの工夫について」(単著)第46回九州地区大学一般教育研究協議会議事録 68〜73頁(1998年)
「カーン大学でのスタージュ(研修)に参加して」(単著)九州女子大学紀要 第36巻第3号 39〜53頁(2000年)
「フランス語クラスにおける「ティーム・ティーチング」の試み」(共著)九州共立大学・九州女子大学・九州女子短期大学生涯学習センター紀要 第5号 31〜43頁(2000年)
キーワード フランス語、フランス文学、キャリア教育、アクティブ・ラーニング

最終更新日時: 2019年10月31日13時51分