氏名 |
かまはら みちあき 蒲原 路明 KAMAHARA, Michiaki
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e-mail |
m-kamahara@kwuc.ac.jp |
職名 |
教授 |
所属 |
人間科学部児童・幼児教育学科 |
主要担当科目 |
理科教育概論、理科指導法、生活科指導法、保育内容(環境)、卒業研究演習、卒業研究論文、初等教育実習事前事後指導、初等教育実習、教職実践演習(初等)、スキルアップ講座I |
現在の専門分野 |
理科教育 |
学生諸君へ |
身近な自然の事物・現象に興味・関心をもって、目を輝かせながら学習する子どもの姿を目標に、自分自身の科学への知的好奇心を磨いてください。共に学び、共に成長していく仲間と、自身の学びを大切にした学生生活を送ることを期待しています。 |
経歴 |
最終学歴 |
長崎大学 教育学部 小学校教員養成課程 理科選修 |
学位 |
学士 |
職歴 |
北九州市公立小学校教諭、福岡教育大学附属小倉小学校文部教官教諭、北九州市教育委員会指導主事、北九州市公立小学校教頭、福岡教育大学附属小倉小学校副校長、北九州市公立小学校校長 |
学会及び社会における活動状況 |
主要所属学会 |
日本理科教育学会 日本生活科・総合的学習教育学会 |
社会的活動 |
公立小学校授業研究会(理科)指導助言 |
研究活動 |
(1) |
研究題目 |
理科教育実践研究−協同学びの在り方ー |
研究の要旨 |
理科の学習において、児童が主体的に問題を解決するための方策として、考察の段階における「協同学び」を中核にすえた教育活動の展開。理科学習の人間形成に関わる最も大きなねらいである「問題解決能力の育成」を取り上げ、その学習過程の一つである問題解決場面に焦点を当て、そこでの協同学びの在り方を究明しようと、研究・実践を重ねてきた。 |
研究成果の報告 |
[研究紀要等] ・「自立・連帯の心と力を育む授業」−協同学びの活性化・深化−「理科における実際(第3学年)」(1995) ・「自然事象を相互に関係づけながら、物の変化の規則性を追究する協同学びの在り方」(1997) ・「自立・連帯の心と力を育む授業」−協同学びの活性化・深化−「理科における実際(第3学年)」(1998) ・「自然事象を相互に関係づけながら、物の変化の規則性を追究する協同学びの在り方」(1999) [著書] ・「生きる力」を育てる本−協同学びのすすめ−(1998)共著分担執筆 [学会発表] ・協同学びを中心とした理科学習(1998)日本理科教育学会第48回全国大会実践発表
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キーワード |
協同学び、問題解決場面、問題解決能力の育成 |
(2) |
研究題目 |
理科教育実践研究−指導過程の工夫ー |
研究の要旨 |
理科の学習において、児童の知的好奇心を喚起し、主体的に問題を解決し、科学的な見方や考え方を深める指導過程の工夫を行った。理科の指導過程に新たに「かかわる」段階を追加し、「出会う」段階、「かかわる」段階、「予想をする段階」での指導の在り方を追究し、研究・実践を重ねてきた。 |
研究成果の報告 |
[教育研究論文] ・「科学する心と力をもった子どもを育てる理科授業の創造」 −言語活動モデルを活用した指導と評価の一体化を通して−(2014) ・「科学する心と力をもった子どもを育てる理科授業の創造」−根拠をもった予想を立て、子どもが問題を把握することができる指導の工夫と評価規準の妥当性の吟味−(2015) ・「科学する心と力をもった子どもを育てる理科授業の創造」−子どもが根拠をもった予想をもち、問題を把握する指導の工夫−(20016) ・「科学する心と力をもった子どもを育てる理科授業の創造」 −子どもが根拠をもった予想をもち、問題を把握する指導の工夫−(2017)
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キーワード |
科学する心と力、指導過程、「かかわる」段階、問題把握 |
(3) |
研究題目 |
生活科教育実践研究 |
研究の要旨 |
子どもが自ら活動するように、「おもしろそうだ」「やってみたい」といった思いや願いをもたせる導入の工夫に力点をおいた研究。興味・関心を高める導入の工夫、活動の連続を図る取組と支援、評価方法の工夫、気づきの質を高める発問や言葉かけの工夫、次時の活動へつなぐ振り返りの活動と交流の場の工夫等の手立てで取り組み、研究・実践を重ねてきた。 |
研究成果の報告 |
[教育研究論文] ・「子ども自ら活動し、考え、自信を深める生活科授業の創造」−めあてをもって活動を連続させ、自分への気付きへとつないでいくための指導の工夫を通して−(2014) ・「子ども自ら活動し、考え、自信を深める生活科授業の創造」−子ども自らめあてをもって動き出し、自分の気づきへとつなぐ指導の工夫を通して−(2015) ・「子ども自ら活動し、考え、自信を深める生活科授業の創造」−子ども自らめあてをもって動き出し、自分の気づきへとつなぐ表現・交流活動の工夫−(2016) ・「子ども自ら活動し、考え、自信を深める生活科授業の創造」 −子ども自らめあてをもって動き出し、自分の気付きにつなぐ表現・振り返り活動の工夫−(2017) |
キーワード |
思いや願い、気づきの質、交流活動 |
(4) |
研究題目 |
理科教育実践研究 |
研究の要旨 |
理科の学習を『主体的・対話的で深い学び』の視点から見直し、理科の学習がより主体的になるための指導方法について究明する研究。 |
研究成果の報告 |
[教育研究論文] ・「児童の主体的な学習を支援する理科学習指導法についての一考察」(2018) ・「児童の『主体的・対話的で深い学び』を視点とした授業づくり」 −学びの過程(指導過程)の工夫改善を通して−(2020) ・「児童の「主体的・対話的で深い学び」を視点とした授業づくり」 −第4学年B区分の単元構成を通した「指導過程」の工夫改善−(2021) ・「児童が主体的に問題を解決することができる小学校理科実験方法の検討」−小学校理科第4学年「すがたを変える水」で使用する寒剤の改善−(2023) ・「理科指導法」の模擬授業における指導方法の改善を通して実践的指導力の向上を図る授業改善−考察場面の指導方法について−(2024) |
キーワード |
主体的・対話的で深い学び、指導過程、問題解決学習 |
(5) |
研究題目 |
保育内容(環境)の指導計画に関する実践研究 |
研究の要旨 |
幼稚園の指導計画(日案)と小学校の学習指導案とを比較し,形式や記述内容について考察する。また、「環境を通して行う教育」を指導者である教師がどのように具現化していくのかを考察する。 |
研究成果の報告 |
・「幼稚園の指導計画についての一考察」(2019) ・「環境を通して行う幼稚園教育に関する一考察」(2020) ・「幼稚園教育と小学校教育の円滑な接続についての一考察」(2021) ・「幼児及び児童の自然認識の教育課程についての考察」(2021)(共著) ・「模擬保育の実践を通して『環境を通して行う教育』の意味を実感する保育内容(環境) の授業」(2022) |
キーワード |
環境,教育,指導計画,指導形態,指導案,円滑な接続 |