九州女子大学・九州女子短期大学研究者総覧

氏名 かたおか ゆい
片岡 佑衣
KATAOKA, Yui
e-mail y-kataoka@kwuc.ac.jp
職名
所属 子ども健康学科
主要担当科目 保育内容「健康」・生涯スポーツ・体育・保育実習指導
現在の専門分野 発育発達 幼児体育
学生諸君へ 充実した学生生活にするためにも様々なことに挑戦をして、多くの経験を積んでください。学生生活は長いようで、とても短いです。
相談があれば、いつでも研究室に来てください。
経歴
最終学歴 愛知教育大学大学院 教育学研究科 保健体育専攻修了
学位 修士
学会及び社会における活動状況
主要所属学会 日本体育学会
日本体力医学会
日本発育発達学会
研究活動
(1) 研究題目 幼児期の体力・運動能力の年代変化
研究の要旨 2001年から2015年の幼児の体力・運動能力を3期に分けて年齢ごとに分析し,幼児期の運動能力の長期的変化と課題を明らかにすることを目的とした.体格では,身長はどの年齢でも3期が一番高く,体重はどの年齢でも3期が一番重く,幼児の体格はこの15年間で大型化していると考えられる.運動能力は,25m走と握力は向上しつつあるが,その他の7項目では低下しており,この15年間で幼児の運動能力が低下していると考えられる.
研究成果の報告 愛知教育大学保健体育講座研究紀要,43号(2019)
(2) 研究題目 運動後のアイシングとマッサージの併用が筋力・筋持久力に及ぼす影響について
研究の要旨 多くの競技で短い休息時間に素早く疲労を回復させることが求められていることから,運動後に安静およびアイシング,アイシングとマッサージの併用した回復法が筋力・筋持久力に及ぼす即時的な影響について検討することとした.結果,最大筋力および筋持久力について,回復条件間に有意な差は認められなかった.さらに,RPEとVASについてもいずれの条件間に有意な差は認められなかった.以上のことから,肘関節屈曲筋群において,運動間にアイシングやアイシングとマッサージを併用した回復法を実施しても安静座位と比べて回復を促進させる効果はないことが示唆された.
研究成果の報告 スポーツ健康科学研究,第41巻(2019)
(3) 研究題目 幼児期における全身反応時間の年齢差および脚伸展筋力との関係
研究の要旨 幼児期における全身反応時間を局面ごとに分けて年齢間で比較するとともに脚伸展筋力との関係について明らかにすることを目的とした.反応時間について3〜6歳を半年ごとに分けて評価した結果,動作開始時間(T1)は発育・発達の影響を受けて年齢差が生じていることが明らかとなり,全身反応時間(T4)の年齢差は,発育・発達の影響も受けてはいるが,運動経験の差が関わってくる可能性があるということが明らかとなった.
研究成果の報告 発育発達研究,第87号(2020)

最終更新日時: 2021年5月28日14時26分